病理検査・生理検査

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検査科では病気の診断・治療・経過観察に欠かせない臨床業務を行っています。検査は「生理検査」と「検体検査」に大別されます。検査科には病院職員技師4名とブランチ(外部委託)技師3名が在籍しています。 病院職員技師は病理検査や生理検査を行っています。その業務について説明します。 

 

1 病理 細胞診検査

《スタッフ》

臨床検査技師 1名(専任)

 

細胞検査士

国際細胞検査士

特定化学物質及びアルキル鉛等作業主任者

 

《実績(平成24年)》

病理組織診

1,275件

細胞診

486件

術中迅速細胞診

    9件

グラフ1.jpg

《発表》

・甲状腺内に存在した副甲状腺癌の1例 (日本臨床細胞学会)

・増殖性筋膜炎の1例 (日本臨床細胞学会)

・胃・境界病変の検討 (細胞学会千葉県支部会)

・膵尾部粘液性嚢胞腺癌の細胞像 (細胞学会千葉県支部会) 

 

2 生理検査

・心電図

心筋の異常を知る手段として有用で最も一般的な心臓病検査法です。年間2,079件

(使用機器:日本光電ECG-1550)

・負荷心電図

マスター法(階段の昇り降り)やトレッドミルなどにより運動負荷をかけて安静時、運動中、運動後の心電図、血圧等の変化から心肺機能を診断します。年間173件

(使用機器:マルケット CASE−16)   s_図1-トレッドミル.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 


・24h心電図検査

1日ホルター心電計をつけることにより不整脈の診断・治療法判定・薬効評価・成人病検診・心拍日内動態などを知る有効な手段です。年間95件

(使用機器:解析装置 日本光電 DSC−3200 ホルター RAC-T102 2台 RAC−3103 1台)           s_図2-ホルター心電計と解析装置.jpg 

 

 

 

 

 

 

 



・肺機能検査

肺機能障害を鋭敏に検出し量的質的に精細に判定し呼吸器疾患の診断に有効な検査です。年間約418人 857件

(使用機器 CHESTAC-8900)        s_図3-肺機能測定装置.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 



・血圧脈波検査(PWV/ABI)

四肢血圧を測定し短時間で動脈硬化(石灰化)の進行度及び下肢動脈の狭窄・閉塞を判定します。年間57件(使用機器 コーリンform)

・尿素呼気試験

呼気を集める方法で、ピロリ菌感染の有無や除菌判定に行われます。非侵襲的・簡便であり感度・特異度も高い検査です。年間66件(使用機器 大塚電子 POC-one)

・聴力検査・チンパノメトリー

標準純音聴力検査では障害部位の診断と程度の把握を語音検査では聞き取り聞き分け能力を判定し不自由度推定や補聴器適合判断など聴覚機能を検索します。チンパノメトリー検査は鼓膜や耳小骨を介しての伝わり方で中耳の病変や耳小骨筋の働きを判定する検査です。聴力年間698件 チンパノメトリー年間128件(使用機器 リオンAA-74 リオンRS-33 )

・超音波検査(超音波検査士 1名常勤)

腹部・乳腺・甲状腺のスクリーニングを中心に行っています。また、エコー下腫瘍穿刺生検・ドレナージ・術中エコー等での機器操作なども行っています。

 

(使用機器:日立EUB-7500) (使用機器:アロカprosoundα7)

s_図4-超音波検査装置.jpg


s_図5-救急室超音波装置.jpg

 

《平成23年度実績(年間件数)》

・腹部 2,399件

・甲状腺  87件

・乳腺  370件

・乳がん検診  261件

・その他、エコー下腫瘍生検等 119件

 

3 微生物(細菌)検査

細菌感染が疑われる検体(咽頭・喀痰・便・尿・膿・血液など)を検査して感染原因菌を見つけ出し、どの薬剤が効くか感受性検査を行ない、治療に役立てています。また感染対策委員会や感染対策チーム(ICT)に参加し院内感染防止に努めています。平成23年度 一般菌 2,028件 抗酸菌365件

(使用機器:シーメンスWalkAway40 )

 

4 血液型 抗体スクリーニング

ABO式血液型 RH式血液型検査や不規則抗体の有無を輸血前や手術前などに行なっています。平成23年度 896件

 

5 輸血検査(交差適合試験)

病気やけが、又は手術などで血液が不足した時、血液をもらう人とあげる人の血液を試験管内で混合し、反応を見ることで、輸血を実施してもよいかどうかを確認するための検査です。それにより輸血の副作用を防止します。

平成23年度 330件

検体検査

検体検査は、ブランチラボ(外部委託)により、患者様から提出していただいた血液・尿を用いて以下の検査を行っております。

平成25年1月より検査結果を迅速に報告できるよう新しい検査機器を導入しました。

 

《平成23年度実績(年間件数)》

区分

生化学

血糖

グリコ

凝固

血算

尿一般

血液ガス

院内

13,313

6,733

5,812

2,166

10,548

6,014

818

院外

4,909

2,180

1,780

1,151

4,216

0

0


1 生化学検査

血液などに含まれるタンパクや脂質、酵素を測定し肝機能や腎機能糖尿病、高脂血症などの検査を行います。

(使用機器:TBA120FR) (使用機器:GA09、HLC723G9)
s_図6-TBA120.jpg s_図7-GA09.jpg

 
2 血液検査・凝固検査

血液中に含まれる白血球や赤血球などの数を調べ、貧血の有無の検査のほか、血液が固まる能力の検査なども行っています。

 

(使用機器:CA650) (使用機器:XT1800)
s_図8-CA650.jpg s_図9-XT1800.jpg

 

3 尿一般検査

尿の中に含まれているタンパクや糖、血液成分の混入の有無、顕微鏡を使って尿に含まれている細胞や細菌の有無のほか、簡易検査キットを使ってインフルエンザやノロウィルスなど感染症の検査も行っています。

  s_図10-US2200.jpg

 

4 血液ガス

血液に含まれている酸素や二酸化炭素の量、PHを測定し呼吸の状態や体内の酸・アルカリのバランスを確認します。
(使用機器:M248)

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